2020年の総括


 2020年も残りわずかとなりました。毎年毎年「来年はこまめに更新しよう」と思うのに、気付くと12月になっています。不思議ですね。
 いつも振り返りの記事は実家の掘り炬燵でぬくぬくしつつ書いているのですが、この状況下なので今年は帰省しませんでした。何気に実家以外で過ごす年越しは生まれて初めてだったりします。学生時代の10分の1の交通費で帰れるのに、これほど遠く感じる日が来るとは。引っ越し以来帰れておらず、色々実家に荷物を置かせてもらったままなのがちょっと恥ずかしい。HDDレコーダーパンパンに詰まったローカル番組、学習机に山盛りになったCDたち…ああもう本当に今すぐ片づけたい。でも、もう少し甘えさせてもらうことになりそうです。

 


 例年は行ったライブのまとめをするのですが、今年は現場が0でして……。配信ライブは4本(とちょっと)観たので、簡単に感想を。

 6月の「Johnny's World Happy LIVE with YOU」はDay2を視聴。「Re:LIVE」を披露してくれた関ジャニ∞の優しさをかみしめつつ、KAT-TUNSexy Zoneのライブってこんな感じなんだ!と新しい発見もできました。すごい!本能が燃え上がってる!と無邪気に楽しんでました。そういえば、このライブをきっかけに「POP×STEP!?」を買いました。一番好きなのは「タイムトラベル」。SMAPの「がんばりましょう」もそうなんですけど、裏で鳴ってるフルートの音色がとても好きです。

 7月は2本。
 関西ジャニーズが集結した「Johnny's DREAM IsLAND 20200→2025 ~大好きなこの街から~」(28日)は、太陽の塔を背景とした特設ステージでの配信ライブ。一番年上の関ジャニ∞が一番はしゃいでいたので、本当に楽しいんだろうなあと思いながら観ていました。東京-大阪の行き来もできない時期があったことを考えると、あの場にいた彼らにとって、関西、大阪という土地がどれほど特別なのかを改めて感じたライブでした。

 今年観た中で最も充足感があったのが、日向坂46の「HINATAZAKA46 Live Online, YES! with YOU! ~"22人"の音楽隊と風変りな仲間たち~」(31日)。日向坂は12月にも「ひなくり2020」という配信ライブを行っているのですが、そちらは色々バタバタしていてチケットを買い逃すという痛恨のミスで観られませんでした。不覚。
 日向坂の素敵なところは色々あるのですが、中でも「ライブが楽しい」というのはかなり大きな魅力だと思います。このライブは配信であることを生かした演出も光っていました。例えば、海の中で歌うシーンの美しさなど。ダンスナンバーは「キツネ」の演出がとても素晴らしかったです。偽物と対峙して「WHO ARE YOU?」とバトルを仕掛けるところ、最高。

 8月8日に行われた関ジャニ∞松竹座ライブも観ました。久しぶりのレンジャーがあったり、大倉さんのソロ曲があったり、色々衝撃的な音を拾っていたり。今度は5人で松竹座に立つ彼らを観たいなと思います。

 他には途中からしか観られなかったライブが数本あります(NMBの10周年ライブなど)。NMB48は10月で結成10周年を迎える節目の年だったんですが、結局ライブに行くことが出来ず……。16人公演が再開された暁には、難波の劇場にも足を運びたいと考えています。

 


 今年は自分の体力不足を痛感した1年でした。もちろん環境の変化も大きいのですが、昔からペース配分が上手くないので、平日はすぐ寝る、休日はごろごろして終わり、みたいな感じが続いてエンタメを受け止める余裕があまりなかったというのが正直なところです。来年は程よく休憩しつつ、マイペースに楽しんでいきたいです。

 一方で、例年に比べて読書をしたり、漫画やゲームを楽しむ時間は増えた気がします。自分のペースで楽しめる趣味も大切だなと感じました。お盆休みはピクミンを引っこ抜いて投げて過ごしていましたし、十数年ぶりにポケモンと旅に出ました。あと、ごろごろしながら漫画を読む時間が結構よい息抜きになったと感じています。あまり多くは読んでいないのですが、今年読んだ中で好きだったのは「あせとせっけん」女の園の星」「ざつ旅-That's Journey-」です。「あせとせっけん」の連載があと1話で終わってしまうのが寂しくて……うう……。最新話を通勤時間に読んだら危うく泣きそうになりました。幸せになってください……うう……。

 最近はM-1きっかけでお笑いも少し観ています。敗者復活戦もしっかり観たのって、もしかしたら初めてかも。午後に行われた敗者復活&決勝のネタが公式YouTubeにアップされているので、リピートしながら楽しんでいます。ラトビア人もびっくりだな。(ゴリラであいうえお作文すんなよ)


キュウ【敗者復活戦ネタ】〈出番順10〉M-1グランプリ2020

 見取り図のYouTubeも観ているのですが、人に勧めるとなると、自分の倫理観が試されている気がして、あまり大声で言えないのが本音です。でも不思議と観てしまうというか。もしかすると2人の佇まいが好きなのかもしれません。動画の中で一番平和なのは多分「モリシを撒け!」だと思います。なぜ人は人を撒きたがるのか。

 


 毎年、ブログのサブタイトルを変えています。
 今年は、serial TV drama「赤いパーカー」の歌詞から。

どこにだって行けるなら
最果ての街まで
赤いパーカー
忘れず持っておいで

赤いパーカー

赤いパーカー

  • provided courtesy of iTunes

  働き始めてから思うのは、学生時代の私が持てあましていた時間や選択肢のことを「自由」と呼ぶのなら、使えるお金が増え、目的地は狭まれど向かうための手段が増えたこともまた「自由」と呼べるのだろう、ということです。昔の私も、今の私も、意味は異なっても「どこにだって行ける」ことには変わりがないわけで、それなら最果ての街まで行ってやろうじゃないか、という意味合いも含めたような気もするのですが、まあちょっと後付けっぽいですかね。

見えもしない何かを
ずっと信じてゆける
それでいいと思った 

 未来だったり愛情だったり予感だったり、私が信じているものは意外と目に見えないものばかりなのかもしれないです。

 


 本年はご無沙汰を重ねまして、申し訳ありません。
 来年はあまり肩肘張らず、色々なことを書いていこうと思います。


 最後になりますが、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げ、年末のご挨拶とさせていただきます。
 来年もどうぞよろしくお願いいたします。